株式会社 理論社

理論社70周年記念イベント

2017年、おかげさまで理論社は70周年を迎えました。

2017年、おかげさまで理論社は70周年をむかえました。

敗戦後の1947年、焦土と化した日本に<豊かな種子をまこう>との思いで、理論社は誕生しました。
やがて種子は芽生え、子どもたちを育む児童文学が豊かに花開きました。
その後、東西冷戦の終わりとともに、日本も世界も、21世紀は大きな変動の時代を迎えています。
3.11大震災の体験は、わたしたちの生き方や価値観、文明観までも問い直しているようです。
子どもたちの環境も、こうした状況を反映し、また大きく変化しています。
激動の時代にあって、いま子どもたちに必要なのは生きる喜びとなる一冊の本です。
人びとの知と真理を、子どもたちに、たのしく、おもしろく伝えることだと思います。
おかげさまで、創立70周年を迎え、よき伝統を引き継ぎ、未来と世界をみつめながら、
理論社はこれからも創作児童文学作品を刊行してまいります。

代表取締役 内田克幸

理論社創立70周年記念書籍

理論社創立70周年記念企画として、以下書籍を刊行いたします。

『新装版 ピラミッド帽子よ、さようなら』

新装版 ピラミッド帽子よ、さようなら
思春期まっただなかの少年、洋平がはまっていく、自問そして謎への冒険の世界。今なおけっして古びることのない、病床の乙骨淑子が描き上げたかった魂の未完の物語。少年時代に衝撃的な出会いをした、アニメーション監督・新海誠氏に解説文をいただき、ひとまわり小さいサイズで新装版となりました。

乙骨淑子/作 長谷川集平/絵

『新装版 星モグラサンジの伝説』

新装版 星モグラサンジの伝説
ぼくの前に人間のことばをしゃべるモグラあらわれた。空をとび水にもぐる英雄サンジのことを書きのこしてほしいというのだ。
もぐら史に残る伝説のモグラサンジの一生を(モグラからの聞き書きで)綴った書。
自由で奇想天外、軽やかなイラストも楽しい名作を軽装版で。

岡田淳/作・絵

『長新太 絵はがきブック おめでとう』

長新太 絵はがきブック おめでとう
長新太作品は、世代も国境もこえて、幅広く愛されています。理論社は、長新太さんに書籍以外でも、会社のロゴマークや毎年の年賀状の絵、目録の絵を描いていただいておりました。理論社創立70周年を迎え、社外未発表の絵や、書籍の絵を使った、長新太の魅力が詰まった絵はがきブックを作りました。

長新太/絵

『りっぱな犬になる方法+1』

りっぱな犬になる方法+1
「しょうらい 犬になってみたいと おもっている人はいませんか」。このフレーズが多くの人をひきつけ、愛されてきたロングセラー本が『イスとイヌの見分け方』をプラスして、厚めの絵本として再登場。りっぱな犬になるために、みんなでレッスンわん!

きたやまようこ/作・絵

『えほん・椋鳩十』

作家・椋鳩十の、いつの時も力いっぱい今を生きるものたちの命を尊ぶ姿を全力で描きつづけた作品を、低年齢から味わえるように、気鋭の画家が絵で応え絵本化したシリーズです。
大造じいさんとがん』(椋鳩十/作 あべ弘士/絵)
藤吉じいとイノシシ』(椋鳩十/作 保立葉菜/絵)
かたあしの母すずめ』(椋鳩十/作 大島妙子/絵)
母ぐま子ぐま』(椋鳩十/作 村上康成/絵)
ひとりぼっちのつる』(椋鳩十/作 黒井健/絵)

イベント情報

理論社創立70周年の感謝を込めて、記念イベントを開催することとなりました。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

日時 11月3日(金)~11月13日(月) 11時~17時

場所 子どもの本専門店 ブックハウスカフェ カフェギャラリー(北沢ビル2F)

※イベントは終了いたしました。たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。


入場無料 会期中無休

イベント概要

◆「長新太絵はがきブック おめでとう」&理論社ロングセラー 原画展示

亡き後も、世代や国境をこえて、作品が広く愛されつづける長新太さん。
理論社は、会社のロゴマークや毎年の年賀状の絵、目録の絵を描いていただくなど、書籍以外でもたいへんお世話になっていました。
70周年を迎え、みなさまと長新太さんの魅力を改めて共有したいと、奥さまのご快諾をいただき、毎年の年賀状の絵など、理論社・社外未発表の絵をふくむ、長新太さんの魅力が詰まった絵はがき集、「長新太絵はがきブック おめでとう」を刊行いたしました。


こちらに掲載の原画ほか、長新太さんの作品の原画、そして、長く愛していただいている
北極のムーシカミーシカ」(いぬいとみこ・作 / 瀬川康男・絵 )
ながいながいペンギンの話」(いぬいとみこ・作 / 山田三郎・絵)
など、ロングセラー作品の、貴重な原画を展示いたします。

◆ 作品とともにたどる理論社のあゆみ

1947年創立から現在まで、世相とその年の代表作品を時系列でたどる年表を作成いたしました。

◆ 参加型コーナー

理論社とともに愛され続けるキャラクターと記念撮影をするコーナーや、ゲームコーナーなど、お子さまにも楽しんでいただける企画もご用意いたしました。

◆ 著者イベント

◇ 11月3日(金・文化の日)14時~15時半 工藤直子さんミニトークショー
『長さんが「笑わせる」とき』

大すきな長新太さんとの「笑い」の場面あれこれ。長さんのユーモアって?

プロフィール

工藤直子(くどう・なおこ)
1935年台湾生まれ。詩人・童話作家。
コピーライター時代に詩を書き自費出版の詩集を出す。
1981年「飛ぶ教室 創刊0号」に詩「てつがくのライオン」を発表し、1982年、理論社から詩集『てつがくのライオン』(絵・佐野洋子/日本児童文学者協会新人賞受賞)を刊行。
後に、詩集に出て来るイルカとクジラによる詩と言葉の作品集『ともだちは海のにおい』(絵・長新太/サンケイ児童出版文化賞)、同じくライオンとカタツムリとロバによる作品集『ともだちは緑のにおい』(同前/芸術選奨新人賞)などを刊行。
1984年に刊行を始めた『のはらうた』シリーズが2017年完結。
他作品に『あ・い・た・く・て』『こどものころにみた空は』『ねこはしる』『うたのてんらんかい』『でんせつ』『おいで、もんしろ蝶』『「いる」じゃん』、エッセイ『象のブランコ』『まるごと好きです』などがある。

  • (対象)一般
    ※未就学児の方はご入場できません。ご同伴者のお申し込みは、お子様であっても別途お申し込みが必要です。
  • (定員)30名

【トークショー終了後、会場で工藤直子さんご著書をお買い上げのお客様に限り、サイン会を行います。トークショーにご参加されなかった方でもサイン会には参加できますが、お時間に限りがございますので15時半までにご来場ください。】

【注】著者イベントには、お申し込みが必要です。

『国土社80周年×理論社70周年×ブックカフェ』記念イベントは、専用フォームからお申し込みいただけます。
複数のイベントにお申し込み可能ですが、イベント毎に、1回のお申し込みが必要です。
定員を超えた場合は、抽選となります。
当選された方のみにメールにてご連絡致しますのでご了承ください。

※こちらのイベントは受付は終了しました。

◇ 11月4日 (土)14時~15時半 岩瀬成子さんミニトークショー
『小さな出会いからはじまった~ 理論社とわたし』

今江祥智さんとの出会いがうんだ作家への道。いつも子どもたちは時代を映し出す鏡

プロフィール
岩瀬成子(いわせ・じょうこ)
1950年山口県岩国市で生まれる。
今江祥智氏との出会いがきっかけとなり、1977年に理論社から『朝はだんだん見えてくる』(理論社刊・日本児童 文学者協会新人賞受賞)でデビュー。
その後も、『額の中の街』『あたしをさがして』『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』(小学館文学賞)、『ステゴザウルス』(路傍の石文学賞)、『そのぬくもりはきえない』(日本児童文学者協会賞)『まつりちゃん』『くもりときどき晴レル』『ピース・ヴィレッジ』『きみは知らないほうがいい』(産経児童出版文化賞大賞)『ぼくが弟にしたこと』『マルの背中』など、子どもたちの微妙な気持ちをていねいに描いた作品を発表。
最近は幼年童話『なみだひっこんでろ』『あたらしい子がきて』(野間児童文芸賞・JBBY賞)『春くんのいる家』などの作品も手がける。

  • (対象)一般
    ※未就学児の方はご入場できません。ご同伴者のお申し込みは、お子様であっても別途お申し込みが必要です。
  • (定員)30名

【トーク終了後、会場で岩瀬成子さんご著書をお買い上げのお客様に限り、サイン会を行います。トークにご参加されなかった方でもサイン会には参加できますが、お時間に限りがございますので15時半までにご来場ください】

【注】著者イベントには、お申し込みが必要です。

『国土社80周年×理論社70周年×ブックカフェ』記念イベントは、専用フォームからお申し込みいただけます。
複数のイベントにお申し込み可能ですが、イベント毎に、1回のお申し込みが必要です。
定員を超えた場合は、抽選となります。
当選された方のみにメールにてご連絡致しますのでご了承ください。

※こちらのイベントは受付は終了しました。

【 同時開催 】国土社80周年企画イベント

11月5日 (日)13時半から15時  早未恵理さん ワークショップ
親子で楽しむワークショップ 壁かざりで季節を楽しむ 』

プロフィール
早未恵理(はやみ・えり)
子どものための造形作家。
子どもと楽しむ親子の生活・遊び・工作・手芸など、独自の創作を発表している。
現在、幼児教材テキストの遊び監修や子育てへの指針・応援エッセイなどのほか、「かこさとし ふるさと絵本館」の親子工作・イベント企画、公園・遊具のデザインなども手がけている。
2009年久留島武彦文化賞受賞。主な著書に、「子どもと楽しむ遊びのヒント」(飛鳥新社)、「ど★デカ工作」(主婦の友社)、「みんなでつくろう!季節と行事で壁をかざる立体工作」(国土社)など多数。

  • (対象)幼児~小学生
    原則として親子での参加 代表者名で申し込み、同伴者の年齢と人数を備考欄に記入してください。
  • (定員)10組
  • (持ち物)不要

【注】著者イベントには、お申し込みが必要です。

『国土社80周年×理論社70周年×ブックカフェ』記念イベントは、専用フォームからお申し込みいただけます。
複数のイベントにお申し込み可能ですが、イベント毎に、1回のお申し込みが必要です。
定員を超えた場合は、抽選となります。
当選された方のみにメールにてご連絡致しますのでご了承ください。

※こちらのイベントは受付は終了しました。